楽天・全米株式インデックス・ファンド、はじめました。
NYダウが最高潮に達しようかというこのタイミングで、私はさらに月2万円をアメリカ株投信につぎこみます。
今回はその経緯と考えをまとめました。
1.背景
先日、積立投資にて外国債の新規積立(月2万円)を解除しました。
外国債をやめた理由は、簡単に言うと以下2点。
・為替により金利分のリターンが消える確率のほうが高そう
・長期で見るなら株は上昇する確率が高い
以下記事にもやめる時の考えを記載しています。
これにより、日本国債、外国債ともに新規に購入することはなくなりました。
となると、浮いた2万円でどうしようかという話になります。
「株」にするのは決めていますが、
日本にするか外国先進国にするか新興国にするか。
2.国内 OR 国外
まず、国内(日経平均株価インデックス)と
国外(NYダウ平均インデックス)とで比較しました。
そして、1分も迷うことなく国外(NYダウ平均インデックス)を選びました。
以下の図を御覧ください。
(いずれも世界のネタ帳掲載データより作成)
NYダウ平均と比較し、
1)30年前の2倍くらい、NYダウは20倍以上。(え??
2)騰落率は日本は上にMAX60%(2013年)、下に42%(2008年)(2007年込だと-50%!
一方のNYダウは上に33%(1995年)、下に33%(2008年)(2007年込だと-27%
この先、自分の大切なお金を預けるにあたり、
正直、日本は危ないようにしか見えません。
アメリカは先進国の中でも数少ない人口増加国、
先進国の中で、若年層の人口が増加している国でもあり、
人口ボーナスも見込める国です。
日本は超高速スピードで老化中、経済成長不可能ではないだろうが、
設定はハードモード。
ドル円の推移も一応NYダウ上昇で吸収してくれそうだし。
3.国外(先進国) OR 国外(新興国)
現在、私は新興国として以下を積み立てています。
・三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス
MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動
(香港23%、韓国15%、台湾11%、インド8%、ブラジル7%、など)
・大和-iFree 新興国株式インデックス
FTSE RAFI エマージング インデックスに連動
(中国25%、台湾15%、インド13%、ブラジル9%、南アフリカ8%、など)
直近ではアメリカの利上げや貿易摩擦などで新興国株の売りが
加速しているようですが、最低10年見た時にどうなのでしょう。
(世界のネタ帳より転載)
上海総合指数や香港ハンセン指数の過去推移を見てみると、
日本よりは全然素晴らしいですが、アメリカと比較すると
伸び率は低そうです。
この先、アメリカが今までと同様伸びるとは限りませんが、
やはり世界経済はアメリカの影響が大きすぎると思うので、
先進国を選択することにします。
4.先進国 OR アメリカ
現在、積み立てている「三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン」は
MSCIコクサイ・インデックスに連動でアメリカ株が70%です。
そちらでも良いとも思ったのですが、今回浮いた2万円で
来月から以下を積み立てていきます。
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
他の国に分散せずにアメリカ一本です。
10年続く上昇気流の頂点かもしれませんが、その状況においても
アメリカ株が魅力的だと感じたのと、ついでに信託報酬の低さ。
三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン
は0.54%なのに対して、今回から買おうとしているのは
年率0.1696%程度とのことなので。
信託補修が0.5%違うと20年で20万円違うみたいですし。
5.まとめ
よりリスクを取る選択となりましたが、
最低10年は見ているので問題ないと考えています。
景気後退が始まっても自身を持て俺!>将来の自分へ