収入の7割を積立する私のリスク許容度
私の投資の主力は投資信託の積立です。
「投資は元本の大きさが9割、あとは運用方法」
をモットーに、毎月の収入の7割近く(25万円)を
積立に回す力の入れようです。
ただ、生活防衛資金やらリスク資産保有率やら、
ネットをちょっと調べたら出てくるような「投資はあくまで余剰資金」で、
という話はクリアした上での7割です。
なので、貯金感覚で実施しているのは特に問題ないと思っていますが、
実際のところ、私のリスク許容率はどのくらいなのでしょう。
金額というより、むしろ精神面で。
リーマンショック級の暴落が来て、会社倒産して、生活防衛資金に手を出し始める段階が来たら、
さすがに積立を行うことはできませんし、生活のためのお金を借金するくらいだったら
含み損だろうが積立を切り崩していくしか無いでしょう。
そこまで極端な状況ではなく、
職はあって、ただ給料は2割カットの状況を想定した時に
自分はどういう行動するのかを考えてみます。
大前提として、現状と同様、独身、年齢は一旦42、3歳くらいまでとします。
(結婚時を考慮するとそもそも今の計画を見直す必要があるのと、
年齢を重ねて退職が迫るとそれはまたリスク許容度が変わるので)
まず、普段の生活ですが、職があって現状8割の給料があれば、
積立は継続するのでしょう。(5割カットだったらたぶん給料からの積立は諦めるはず)
また、現在保有中の無リスク資産のうち、180万円は
大暴落時用のみ発動可能な資金として置いているものなので、
おそらくそれを自分が思うポイントポイントで投入するはずです。
で、一応、2014年5月に投資信託を開始して以来、
チャイナ・ショックとかそれなりに暴落していた時期の心境を
当時のブログに書いていた内容から振り返ってみました。
(シミュレーションにもならないですが)
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2016/4/29
積立期間の50%くらいがうなぎ上りの時期なので今は全てが含み損。
ただし。
長期積立なら荒れ相場はむしろ味方
https://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXMZO99144100R00C16A4000000
なので、今後はどんどん取得単価を下げて行きたい
2016/2/11
投資信託の含み損が-189,781円(-11%)に達しました。
積立投資は現在のような急落が起こらないと意味がありません。
堅調に推移している時で積立したところで、取得単価が増える一方で
逆にそれは心配なのです。
暴落を経由するということはその期間は安く買える、
ということであり、それは将来のリターンの素になります。
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自分で言うのもなんですが、分かってるね俺!
投資信託全体で-11%含み損が出てた時は、
もう5〜10年は諦めようくらいの気持ちになったことを覚えています。
(今のトルコリラロンガー的な心境です)
ピンチはチャンスです。
最低限、職があって、給料も現状の8割あれば、
過去の心境通りさらにその将来に向かって買い進められるはず。
リーマンショックを実際に経験していない投資初心者が
イケイケドンドンな事を言うとリスクが全く考慮されていないと
心配していただけるのですが、超最悪な事態が上記前提であれば
今の投資方針でいて問題ないと考えています。
ただ、以下記事を見ていると、その時の恐怖に自分がどう行動するのか
もはや分かりません。たぶん、リーマンショックを経験した人でさえも
次同様の事象が来た時に後で最善だったと振り返られる人は
かなり少なくなると思います。(将来のことは本当に誰も分からないので)
リーマンショックの前後の投資状況を振り返る
https://www.lay-up.net/archives/blog-entry-1076-1410041511.html
市場には絶対居続けます!
で、消えたら壮大なネタだったと笑っていただければと思います。
現状は以下の通り。