パン工場で学んだ。怠惰こそ人生の勝ち組。戦略的怠惰のすすめ。
昔、パン工場でバイトしてた時期があります。
大学1年の4月から就職する2週間前までの4年間フルで。
パン工場ってひたすら流れ作業のイメージありますが、
私が携わっていた作業は
材料準備→作成(ここが流れ作業)→荷場運び
といろいろありました。
仕事自体が楽しかったのと、あとバイト仲間にも非常に恵まれて、
大学4年間、ひたすら通い続けることができました。
3月とか大学の長期休みと重なる月は1ヶ月20万円に届くほど通いつめたのは、
今でも良い思い出です。あのメンバーともう一度、パン作りしたい。
それくらい楽しくて、いろんな写真撮りました。
元日出勤!あけおめ!はりきって出勤したら早すぎて私だけだった図。(2005/1/1)
「社員すらいないんだもん。始めはどっきりかと思いました。」
ベルトコンベアにパンを載せまくるの図。(2006/5/7)
「お客さんにトラブルは関係ない!停止中もやれることはやる!
2時間以内に姫路行きあと2000個やで!」
丹精込めて仕上げたパン製品を運んでいる途中、角に引っかかってピンチ、
裏でバイトメンバーが支えてるの図。
「(通路が狭くて通れないため)裏から回る!あと12分耐えてくれ!!」
パンの耳を捨て去る装置でトラブル。
アラートがないので誰かが気付くまでひたすら積み上がるの図。(2006/7/30)
「ここはオレに任せて、お前は生産を続けるんだ!!
安城行きあと16,000個あるんだろ???」
パンの耳を別のコンテナに手動で移動の図。(2006/7/30)
「ちくしょーー!!!この戦いが終わったらオレはあいつと結婚するんだ。」
床に落ちて廃棄することになったパンで恵方巻き。今年は東北東??
(写真サイズ的に2003,4年)
という感じで非常に楽しいアルバイトだったのですが、
やはりバイトだけに、給料は時間ベース。
1時間850円がベースで、私は夜勤、かつ、
残業が当たり前のロング勤務だったので、
1時間あたり1400円くらいにはなってたかと。
まさに時間を売る仕事ですね。
学生時代は仕事できていることすら楽しかったので
何も考えてませんでしたが、今、時間を売る仕事は避けたいです。
時間は有限、
生産性を上げることに意識を向けながら
仕事に取り組みたいと考えています。
ただ、サラリーマンを続けている限り、
結局は時間を売っていることになります。
決まった時間に出社して定時があって、基本給が決まっている。
大きくはアルバイトと給料の考え方は変わりません。
なので、生産性を上げたところで、仕事に余裕が出ているように見え、
新たな仕事を割り振られて終わりです。
運が良ければ評価が上がって給料も上がるかもしれませんが、
なかなか厳しいと思います。
時間は有限(2回目)
だからこそ任せられるものは任せたい。
仕事で言うところの同僚に任せるという意味だけではなく、
投資信託がそう、個別株の銘柄選定の時間はかけずプロに任せる、
さらには、時の流れに資金を任せリターンを狙う。
FXのスワップもそうですね。金と時間に任せるということです。
いかに、自分が動かず何かに任せるか。
努力しないための努力。
そこが頭と労力の使い所です。
そこをきっちし理解して、明日月曜日からも
戦略的怠惰を実践していきたいと考えています。