代償(伊岡 瞬)
- 作者: 伊岡瞬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
この本と出会ったきっかけは、たまたまTSUTAYAで見かけて、
サスペンス、ミステリ系が好きだったので、購入。
内容としては、ごく平凡な主人公圭輔が
深い闇を抱えている達也に少年時代から翻弄され続ける話。
不慮の事故(?)で両親を失い、達也の家で暮らすことになった後、
どこまでも不幸になる圭輔。残酷で変態でもある達也。
成人した後、圭輔は弁護士となったが、達也の弁護人となったことで、
またしても……。
東野圭吾の白夜行と似ているような感じがして、
底が見えない闇に挑み続けるような、で、終わりも完全にハッピーエンドではない内容。
そのあたりが好きで、一部の少年期、二部の青年期、
それぞれ1日で読み終えました。
やはり、面白いと一気に読んでしまう。
本は金がかからない趣味としては、最高だね。