保険。人生のどん底に突き落とされないためのツール。
結婚、出産、住まいを買ったなど人生のステージが変わるとともに、
自分の果たすべき責任が変わります。
その果たすべき責任とは、分かりやすく言うと金です。
生活費、食費、養育費、住宅ローンなどなど、
生きること=金銭を支払い続けることなので
その支払能力をいかに担保するかが最重要課題です。(節約は死ぬのが一番)
働き続けることができれば多少の不測の事態が起きても、
致命傷にはならないでしょう。なんとか頑張って、
毎月の給料から捻出していく道が残されます。
しかし、長い人生何があるか分かりません。
病気や事故により働き続けることができなくなったらどうするか、
そのリスクに対して対策をまとめ実践することが非常に重要です。
今回は私自身初めて真剣に向き合ってみる「保険」のお話です。
1.「○○保険」って言葉がたくさんあってよく分からない
保険とはリスクへの備えで、大きく3つに分けられます。
・死亡退職金や厚生年金などの「企業保障」
・自分で準備する保険や貯金などの「個人保障」
「個人保障」はさらに以下のように分類されます。
万が一の備え・・・死亡保障、障害保障、就業不能保障
医療費の備え・・・医療保障、がん保障
介護費の備え・・・介護保障
生活資金の備え・・・養老保障、年金保障、こども保障
上記に保証期間に対する考え方が加わります。
支払期間が決まっている定期型、生涯続く終身型。
これらパターンを組み合わせて販売しているのが
今回は、自分が働けなくなくなり、金のやりくりでは如何ともし難くなった時に
必要となりそうな死亡保障、医療保障、就業不能保障をピックアップします。
2.そもそも「公的保障」や「企業保障」でどうにかならないのか
ざっと調べてみた限り、以下のような制度があります。
・年金
国民年金は平均月額で5万5千円、厚生年金の月額の平均支給額は147,051円。
制度上は月額で「64,941円」ですが、これは40年間保険料を支払った場合の満額。
医療費支払い負担割合
義務教育就学前…2割
義務教育就学以降70歳未満…3割
70歳以上…2割(一定以上収入があれば3割)
・高額療養費
1ヵ月の医療費の自己負担額が
「80,100円+(10割相当医療費-26万7,000円)×1%」を超えたとき、
超過分が請求に基づいて払い戻されます
42万円(諸条件あり)
・傷病手当金(会社員の場合のみ)
被保険者が病気やケガのために働くことができず、
連続して3日以上勤めを休んだときに、4日目から、
1日につき標準報酬日額の3分の2が支給されます。期間は1年半が限度
・出産手当金(会社員の場合のみ)
出産のため会社を休み、事業主から報酬が受けられないとき、
産前42日(多胎分娩98日)から産後56日までの期間、
欠勤1日につき標準報酬日額の3分の2が支給されます。
・死亡退職金
亡くなった人が本来会社から受け取るはずだった退職金のこと。
(企業によっては無いかもしれない。多くても1,000万円くらい)
・失業保険
7,075円(現在の私の支給額1日分上限)
×300日(身体障害による就業困難離職の場合の最大受給期間)
=2,122,500円
これでは、私が懸念する働けない状態の長期化には対処しきれなさそうです。
長期間働けなくなった場合、親族に迷惑をかけること必至。
「個人保障」はきっちり入っておいたほうが良さそうな気がします。
3.自分に必要な「個人保障」とは。
そもそも、自分はどの程度の保険金が必要なのか分析が必要です。
3000万必要かもしれないし、実は500万円あれば済むのかもしれない。
自分の年齢、資産、家族構成に応じて必要となる保障額は異なります。
お金のことで誰にも迷惑をかけたくない。
これが私のモットーですので、どんな事態においても
それを貫けるだけの保証はしてほしいです。
では、私の必要保障額はいくらなのか。
それはどのように考えれば良いのか。
死亡保障、医療保障、就業不能保障それぞれ調べてみました。
(1)死亡保障
https://www.lifenet-seimei.co.jp/insurance_life/security/
この考え方でいくと、子供ができるまでの間は保険に入る必要はなさそうです。
家族ができた場合は子供の教育費などで3,000万円までの不足分として
2,000万円は欲しいところ。
(2)医療保障
個室ベッド、医療費、食事全て賄うために入院給付金日額は
10,000円に設定すれば安心みたいです。
また、がん・心疾患・脳血管疾患といった3大生活習慣病は、
身近な病気であるとともに、入院の長期化が懸念されるようなので
支払限度日数無制限プランにしたいところです。
(3)就業不能保障
https://www.hokennavi.jp/cont/column-life-disability-003/
厚生年金がもらえる70歳になるまでとりあえず毎月20万円を得られれば、
何とかお金以外で周囲の協力を得ながら生活できそうです。
上記全てを保証しようとすると、月々20,000円以内の支払になるみたいです。
(ライフネット生命シミュレーションでは18,571円でした。)
4.結論~私に必要な保険~
結論出ずです。
分かりません。
いろんなサイトを見ていると、ある程度貯蓄がある場合は不要であるとあります。
たしかに現在のステータス(独身、かつ総資産1,000万円以上、ローンなし)の場合、
死亡保障、医療保障は不要そうにも思います。
が、万が一、病気が回復しない、働けないが超長期間、下手したら一生続くことまで
想定すると、金銭面で親族に迷惑をかけてしまうことは避けられないため
就業不能保障は必要なのではないかと。
親族がいなくなったらどうなるのか、どうなるんですか私。
月2万円を安心代として考えると有りなように思えてきますし、
一方で情弱として、カモだとして笑われそうだし。
あぁ、分かりません。
ただ、一つ確実に言えることは、
そんな悩みが消え去るくらい金を稼げば良い
ということです。
世の中、結局金や!金やで!
<参考サイト>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E9%99%BA
https://www.nissay.co.jp/kojin/kiso/shurui/
https://seniorguide.jp/article/1001439.html
https://www.hokepon.com/learning/connect/public_option.html
http://www.kigyoujitsumu.jp/legal/3518/
https://hataraquest.com/unemployment-insurance-meaning
https://www.lifenet-seimei.co.jp/insurance_life/security/
https://hoken-bridge.jp/iryouhoken-hituyou-fuyou/