積立投資で1億円貯めるサラリーマン

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昇格試験を破滅的低評価で不合格になった理由。

 

「またまた、ご冗談を?!」

「冗談じゃないよ。昇格しないと給料そろそろ頭打ちするよ?」

 

私が昇格試験をびっくりするくらい低評価で不合格になった際に

上司から言われた言葉です。

 

酔いが一気に覚めました。

 

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私は可能な限り最短期間で昇格、昇給を行わなければなりません。

一刻も早いセミリタイアを実現するためです。

なので、こんなところで、足踏みしているわけにはいかないのです。

次のステップに早く行かないと、そのうち、昇格の機会すら無くなってしまうでしょう。

なのに、私ときたら破滅的低評価で不合格。

期待いただいた皆様、大変申し訳ございませんでした。

 

その衝撃と、不合格となった要因が多すぎることにより、

何から対策して良いかよく分からないまま2年の月日が経とうとしています。

 

 

しかし、先週、気付きのきっかけとなった出来事がありました。

 


私は今、35歳。

なので、今年、大卒で入社してきた新人とは13歳も離れています。

そのくらい年が離れると新人はもはや別世界の人間のように思えて、

たぶん、感覚は合わないし、心の距離がなかなか縮まらない気がします。

むしろ、彼らが何を感じ、何を思っているのか、恐怖すらあります。


私の青春時代のアイドルはモーニング娘とか浜崎あゆみとかだったけど、

今の新人たちにとって、そのあたりはもはや、私からした松田聖子やら

石田ゆり子、はたまた山口百恵にあたるのでしょうか。

 

私が新人だった頃も、30代の先輩方は別世界ゾーンでしたから、

こればかりは仕方ないものと思われます。

ゆり子も百恵もたまらんほどかわいいから、たまらんほど好きだけど。

 

 

で。


それくらい年と感覚がズレた2年目(23歳)が、

先日、仕事のことで私(35歳)に相談があると言うんです。


「佐藤さん、よろしいですか?」

 

「なんじゃらほい」(死語)

 

「ちょっと……、困ったことになってまして………。はぁ…はぁ…。」


困ったことになった理由より、なぜ彼が息切れしているのか気になる私。

超絶ホワイトカラーなお仕事なのに、息切れる要素がどこにあるのかをまず教えてください。


しかし、今それを聞くべきでないことは私でも理解できます。


「どうしたの?」

「○○の○○さんから、3週間ほど問い合わせを受け続けていまして……。」


○○の○○さんは、別の部ですが、社内の人。

その時点で私の中での重要度はかなり下がりました。


「ふむ、それで?」


私の返答が若干想定外だったのかもしれません。

彼の口調が一段と暗くなりました。

 

「いや、それで、、、もうどうしたらいいのか……。はぁ…はぁ…。」

 


なにがや???????????????


「どんな問い合わせを受けているの?クレーム?」

 

「内容は、こうこう、こう。」

 


内容は、クレームではなく普通の問い合わせです。ふっつ~の。

 

「普通に聞かれてるだけだから、普通に回答したらいいやん。」

「まぁ、、、そうなんですけど、、、つらくて、、、はぁ…はぁ…。」

 

 

だ か ら な に が や ? ? ? ? ? 

 

彼が何を困っているのか絶望的に分かりません。


めちゃくちゃ困ってそうだから、何とかしたいけど、

何に困っているのだ君は???????????

一から教えてくだしあ。


というわけで、10分くらいかけて、彼にヒアリングを重ねたところ、

どうやら、同じ人から3週間問い合わせを受け続けていることが

つらいのだと言う。


「でも、相手が怒ってるわけではないんでしょ???」

 

「はい……。はぁ…はぁ…。」


「なら、彼の質問に答え続けたらいいやん、問い合わせ対応の仕事はそういうものだよ。」

 

「いや、、、ただ、、、その、つらくて……。はぁ…はぁ…。」(ずずっ

 


そして、半べそかきだす彼。

 


ええええええええええええええええええええええええええええええ???????????????????

 

問い合わせ元からばっきばきにクレーム受け続けているならともかく、

聞いた限りでは普通にシステムの仕様を聞かれ、それに回答しているように見えます。

2年目なので分かりづらい回答をしてしまっているところもあるでしょうけど、

質問内容も緊急性はなさそうだし、相手も気になるから聞いているのだから

問い合わせ対応の仕事としては何もおかしなことはなさそうなのに。


なぜ泣く???????????

 


「わかった、その対応、引き受けるよ。」

 

「す…、すみません。(はぁ…はぁ…。」(ずずっ

 

対応が終わったあとでよくよく聞いてみると、

なかなか理解してもらえない自分の説明力の無さに

責任感を感じてしまっていたよう。

 

真面目タイプと思ってはいましたが、これほどまでとか思わず。

 


で、今、その時のことを思い返すと、

私はこれがダメなのだな

と思いました。


昇格試験の一つに、部下からの相談に対応する、という

面談を模した試験管との面談テストがあります。

 

そこのポイントは、いかに部下の気持ちに共感できるか。


部下からの相談がたとえ本人が悪かったとしてもまずは共感。

そうだね、つらかったね、今までよく頑張ってきたね

と共感することが超重要。


なので、後輩の相談に対する私の対応は0点でした。

 

彼にとっては超重要なのに、普通とか言っちゃうし、

問い合わせ対応はこうとか、お説教しちゃうし。

 

それに、ぶっちゃけ、

 

え?ハァハァして何のアピール???

 

って思っちゃったし。わはは。



0点です、れーてん。

 

なので、これからはもっと、ハートフルに生きます。


今日から俺は!生まれ変わります。

 

そして、昇格を果たし、会社を辞めます。