弱気相場な新興国株、買い増すべきか否か。
現在の積立状況は以下の通り。
今年の積立投信のトータルリターンは現時点で-3.65%(-246,039円)です。
ここ1年間での天井付近のタイミングで、
積立額を25万円まで上昇させたことも起因していますが、
最も大きな原因は新興国株の大きな下落です。
そんな新興国株を買い増すべきかどうか考えてみました。
1.新興国株投資状況
新興国株の比率を多くしているのは、
インドネシアとかマレーシアとか最低でも2030年までは人口ボーナス期になっている国の
今後のさらなる経済成長の恩恵をうけるため。
(取得元:http://sato-susumu.hatenablog.com/entry/2017/08/19/183015 ←既にリンク切れ)
ただ、残念ながら狙っている国への投資比率が高いファンドは見つけられず、
主に中国、台湾、香港へ投資している状況ですが…。(残念
で、私の保有している新興国株系の投資信託はそれぞれ以下のように下落しています。
・三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス
MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動
(香港23%、韓国15%、台湾11%、インド8%、ブラジル7%、など)
2018/1/29のピークから18%下落。1年前と同じくらいの水準。
・大和-iFree 新興国株式インデックス
FTSE RAFI エマージング インデックスに連動
(中国25%、台湾15%、インド13%、ブラジル9%、南アフリカ8%、など)
2018/1/29のピークから17%下落。1年前と同じくらいの水準。
ちなみに先進国株投信は1週間前に最高値を更新するなど、
ほぼほぼ今がピークです。
・三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン
MSCIコクサイ・インデックスに連動
(アメリカ・カナダ70%、欧州26%、など)
2.現在の状況踏まえて今後の投資をどうするか。
新興国株はボラリティも魅力の一つではあるので、
積立額を減らしはしませんが、増やしもしない予定です。
それは2年以上前に立てたマイルールに該当しないから。
まずは2年前の非常に悲しい資産状況をご覧ください。
2016/2/11、積立投資全体で-11%の含み損を抱えていた私は
買い増ししたくて仕方がありませんでした。
ですが、思いつきで買っていては資金がいくらあっても足りません。
そのため、以下のようなルールを定めたのです。
[ルール]
①含み損率10%以上
②直近半年以内に現在の価格以下の日がないこと
③高値掴み率(取得単価/最高価格)が85%以上であること
④下落率(現在基準価格/最高価格)が70%以下であること
⑤大きく下がってて高値掴みしてしまっているもの(③-④がより大きいもの)
⑥臨時積立額は1ヶ月分、⑤までのルールで分配可
このルールから行くと、今回の下落はほとんど該当しません。
ということはまだまだたいしたことなくて、
誰かの言葉を借りると、昼下がりのティータイムと何ら変わりはないのです。
また誰かの言葉を借りると、まだ慌てるような時間じゃない。
3.マイルール最強説
ルールの中身は置いておいて、こうして自分なりにルールを定めておくと、
下落が気になった時や、追加投入したくなった時の論理的なストッパーになってくれます。
また、後々振り返る際に何がダメだったのか明確にしやすくなります。
いきなり完璧なルールなんて定めなくて良いです。
それこそ、感覚で、とかでもありです。
それで痛い目にあって、投資の経験増やして、精査していくのが良いと考えます。
4.結論
新興国株下落はまだ実質ノーダメージ。