積立投資で1億円貯めるサラリーマン

サラリーマンで投資初心者でもインデックス投信の積立で1億円貯められます。 1億円貯めたらセミリタイアします。

長期積立投資で最低限意識しておくべきたった1つのこと。

アメリカ経済、本当に調子良いですね。

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リーマンショックからの回復以降、ほぼ右肩上がり。
10年で3倍になっているので、仮にこのまま伸びていくと
50,000~80,000ドルくらいになります。

 

そんなわけないですが。

 

盛者必衰、願っているわけではありませんが、必ずや不景気の波は訪れます。

 

それが○○ショックという暴落と共になのか、
だらだら下がり続けるようなものになるのかは誰にも分かりません。
ただ確実に言えるのはこの好景気はいつか終わるということ。

 

 


1.景気後退(リセッション)はいつ。

では、その暴落、景気後退(リセッション)がいつ来るのか。

私が投資を始めた2014年段階でアベノミクスやらで日本含めて
結構な勢いで伸びているところでしたから、常に終わりを気にしていました。

 

もう誰しもが知りたいことだと思います。
みんなそれを待ちわびて資金管理していますし、私もその一人です。
めっちゃ構えてます、黒田バズーカならぬ佐藤バズーカを。

 

恐怖を感じつつも、投資生活を数十年続けていく上では
絶対訪れることなので、むしろ早く来て欲しいと思っています。

 

積立解約時段階前後になって急落、下がり始めたら困るのと、
景気後退からの回復をこなすことが資産を増やすチャンスにもなりますし。

 

が、その暴落、景気後退、2016年くらいから気にしているのですが、
全然来ませんね。

 


2.投資計画に景気サイクルを考慮する

セミリタイアを早期に決め込むためには、暴落がいつ来るかにかかっています。

 

この調子で積立投信でちまちまやっていても、
セミリタイアできるくらいまで貯まるのは50歳過ぎた頃。
(個別株は今のとこ自粛中)

 

私の投資人生、あと何回暴落やリセッションをこなせるかと考えてみると
下手したら1回なのかもしれません。

 

以下のような記事を見つけました。


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https://www.mag2.com/p/money/466752

・景気拡大のサイクルから見れば、米経済がいつリセッション入りしてもおかしくはない。
 3~5年後に米経済がリセッション入りし、さらに危険度も高いと予想。

 

・それでも景気拡大が続いているのは、
  利上げを続けているとはいえ、まだノーマルと見なせる水準からは緩和的である
  量的緩和を終了し、資金を引き上げ始めたとはいえ、米連銀は未だに
  2008年以前の5~6倍ものバランスシートを維持している
  トランプ減税などの財政刺激策を取っている
 ためである。

 

・では、3~5年後にはどうなるか?
 ノーマルを超えるレベルまで政策金利が高くなっている可能性が高い
 バランスシートは、対インフレ率での自然増レベルにまで縮小する可能性が高い
 財政収支の改善なしには、これ以上の刺激策が取れなくなる可能性がある

 

・景気後退は、中華鍋や皿のような形で底が比較的浅く、期間が長めになる

 

・米国のリセッションが浅めになる理由として、企業や住宅の過剰投資や
 行き過ぎた消費の兆候がない点に言及。ただ、低金利や多額の財政赤字
 政策対応の余地が限られるため、期間は長めになると予測した。


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この書きっぷりだと景気後退が10年以上続くこともありえそうです。

困りますね、そうなっちゃうと。

 


3.景気後退が10年くらい続いたら

景気後退が10年くらい続く。

これがもし現実になったとすると、以下のようになります。

 

35歳 現在
38歳 景気後退開始
48歳 景気後退終了、景気回復開始
60歳 景気回復終了、景気後退開始

 

40代という、セミリタイアに向けてラストスパートかけたい時期に
世間は絶賛景気後退サイクル中。

 

結局、定年まで働かないといけないような悪寒がします。

 

そして、さらにその次に来るであろう景気後退サイクルは
資産の取り崩し時期とかぶってくるかもしれないという。

 

男性の健康でいられる年齢は平均75歳程度までなので、
その大切な時期を景気後退中という暗い気持ちの中で
過ごすことになるんでしょうか。

 

どんどん目減りする資産、年金があるとは言え減る一方の資産、
そんな状況でセミリタイア後をエンジョイできるのでしょうか。

 


4.インデックス投信の取り崩し時期見極め

なんかこういうこと考えていると、ちょっと話がそれるのですが、
インデックス投信って決してほったらかしで良くはないと思います。
(書店とかで見かける「ほったらかし」系の本を読んでませんが、
 パット見は本当に放置してて良いようにしか見えない)


現在、積立投資の取り崩しを行う段階にある方は、
数年以内に訪れるであろう景気後退に備え、現金化しておくとか、
そういう考えは絶対必要だと。

 

長期見据えるなら、そのスパンでそれなりの予想はしないとダメで
結局、スキャルピングデイトレ、スイングと時間の幅だけの違いで
求められるスキルはさほど変わらないような気がしてきました。

 

単純に、利益確定タイミングは後で考える!と、
問題解決を先延ばししているような。
夏休みの宿題は最後にやる!みたいなね。

 

積立投資は思考停止で良いように思えるけど、
なが~い景気サイクルと取り崩し時期を考慮しないと、
大事な資金が溶けていく。

 

まぁ、ちょっと考えすぎなような気もしますし、
自分には現状、積立しか無いので計画変更はしませんが、
ちょっと気になりました。

 


5.まとめ

・積立投資は長期なので、景気サイクルを意識する。
・私の場合は次の景気後退→景気回復の間の行動が、早期セミリタイア実現の要。
・早期セミリタイアする際は、さらなる景気サイクルも考慮する。