積立投資で1億円貯めるサラリーマン

サラリーマンで投資初心者でもインデックス投信の積立で1億円貯められます。 1億円貯めたらセミリタイアします。

国債は預金。元本維持しつつインフレに対抗する最善策。

 生活防衛資金としての預金。

万が一に備えた流動性抜群の銀行預金による預金は、

会社に時間を献上したおかげでもう十分になりました。

なので、銀行にはこれ以上のお金を預けません。

でも預金はやめません。

どういうことかと言いますと、来年から国債による預金とします。

 

今日は、投資歴4年の私が今更気づいた

国債」は「預金」だった

というお話です。

 

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1.「個人向け国債・変動金利10年満期型」デビュー

私は今まで、完全余剰資金(毎月給与-積立-生活費)を

預金という位置づけで銀行に置いていました。

ですが、来年から完全余剰資金が発生したら「個人向け国債・変動金利10年満期型」を

買ってそれを預金とします。

理由は以下2点。

 

  1. 購入1年目以降、元本割れしない。(直近2回分の利払い(税引き後)を払う必要あり。
  2. 金利が銀行預金より高い

 

元本割れしない以上、国債は預金です!

 

2.もともと銀行に置いておくことが悩みだった

私のポートフォリオですが、現金が約50%です。金額にして800万円。

生活防衛資金としてとか、いつか結婚した時とか、出産費用、住宅の頭金とか、

そういうまとまったお金が必要になった時のために銀行に預けているこのお金。

これが毎年10万円弱価値を奪われていくんです。

インフレのせいで。

毎年、日本は1%ずつくらいインフレ(物価高騰)しています。

このインフレのせいで価値を失うと知りつつも私が望んでいる置き場所(ベストプレイ

ス)が見つからないために指をくわえて見ているしかありませんでした。

どうにかならんのか!!と憤ることしかできない社長の気分です。

 

3.解決策として「物価連動国債」ファンド

私が求めるベストプレイスとは、以下条件を満たすもの。

 

銀行より低リスク(元本保証を超える価値保証)

=インフレ率に連動

 

昔、これに対する答えとして物価連動国債を買いました。

 

東京海上東京海上物価連動国債ファンド

[運用方針]

主として日本の物価連動国債に投資します。

将来のインフレリスクを回避することにより実質的な資産価値の保全を図りつつ、

安定した収益の確保をめざします。

 

これがね、たいそうな名前したわりにポンコツファンドでした。

日本のインフレ率の推移はこうです。

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(引用元:http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=PCPIPCH&s=2014&e=2023&c1=JP

 

でも、物価連動国債ファンドはこうです。

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何で減るんでしょうか。

2018年のインフレ率はマイナスなんでしょうか。


意味が分からん。(ムカ着火ファイアー

たまたま私が掴んだファンドがアイタタなだけなのかと思い、

物価連動国債ファンドをいくつか調べました。

 

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だいたいダメです。

そもそも、物価連動国債とは何なのか。

 

物価連動国債とは。

全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数。以下「CPI」といいます。)

https://www.mof.go.jp/jgbs/topics/bond/10year_inflation-indexed/syouhinsekkei.htm

 

全国消費者物価指数の推移(単位:%)

2015年 2016年 2017年

0.5 ▲0.3 0.5
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html

 

上がってるではないか。

もしかして、あれでしょうか。

東京海上物価連動国債ファンドの信託報酬0.4752%が

ほぼほぼ相殺させてしまっているということなのでしょうか。

金利の影響も受けている??

 

もう、ここで考えるのをやめました。

分からないものに手を出した私が悪かったです。ポンコツは私でした。

ちなみに既に売りました。(損切りため息爆風

 

4.現金をいかにインフレから守るか。結論。

現金をいかにインフレから守るか。

一度は失敗しましたが、それでもこの課題は解決しないといけません。

 

銀行より低リスク(元本保証を超える価値保証)

=インフレ率に連動

 

そもそもこんな資産なんてあるのだろうか。

無いにしても、預金の次に利回りがよく、かつリスクがない投資先って

何になるんだろうと調べました。

投資4年生が気付いたら1年生の調べものをしました。

 

そして。

選ばれたのは、「個人向け国債・変動金利10年満期型」でした。

 

もうね、今さら感満載ですみません。

 

理由は繰り返しになりますが、この2点。

  1. 購入1年目以降、元本割れしない。(直近2回分の利払い(税引き後)を払う必要あり。
  2. 金利が銀行預金より高い

 

あと、投資信託みたいに手数料がかからない、のも重要でした。


というわけで、投資4年生、ついに国債を買います。


国債は預金。


インフレ率には負けますが、元本維持しつつインフレに対抗する最善策と考えます。

 

 

(ネットバンクなど金利面は良くても、これ以上口座を増やしたくない背景もあります)